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妄想。
その前に。
お伽噺とかこっちとか、感想頂いて有難うございます。
妄想が終わりましたら、改めて返事書かせて頂きますね。
昨日目が回ってたのはどうも貧血っぽかったです。意味あるのかはわかんないけど、とっておきの高いユンケル飲んで乗り切りました!
ではでは。
ラスト、いきまーす!
男視点の続きからです。
こういう場面はひたすら男視点で、男が死ぬほど後悔してたり、苦しんでる様を描写して、それをざまあみろって思うのが、正しい読み方だと思います(笑)
・・・主人公を何度も抱いて、少しも離さないまま夜が明けた。
抱いているとき、抑えていた感情があふれて、何度も何度も好きだったのだと思いを告げた。
主人公がそれを受け入れてくれるかはわからない。だが、主人公は男のものだ。たとえ今も主人公の気持ちが男のもとになくても時間をかけてでも手に入れる。そう決めていた。
離れたくなかったが、どうしても男が片付けなければならない仕事がある。
男に背を向けたままの主人公に、ここにいるように告げ、男は出掛けた。
油断があったのも事実だった。主人公を抱いたことで、気持ちが浮かれていたのもあった。もし、主人公がこの家を出て行ったとしても、戻るのは実家のはずだ。そう思っていた。
だから、仕事を片付けて家に戻ったとき、主人公の不在に、まっさきに車を主人公の実家へと走らせた。
言葉を尽くして、気持ちを向けて。主人公には戻ってきてもらうつもりだった。
だが、主人公の両親に言われたのは、ここには戻ってきていないということ。主人公から連絡があり、当分気分転換に出掛ける。心配しないでほしいと言われたとの、思いがけない言葉だった。
血の気の引く思いを味わいながら、金と人を使って、主人公を探した。そのときもすぐに見つかると思っていた。だが、居場所はわからず、手にしていたはずの存在は、男のもとには戻らなかった。
時間があれば、自分でも車を走らせた。あてもなく、どこかにあの主人公の姿がないか、探しながら。
だが、どこにもいない。かろうじて仕事はこなしていたが、それ以外の時間は廃人のようになっていた。
以前のように、欲を発散させに向かうこともない。今までは大切な果実を見るだけで耐え、他の蜜で代用していた。だが、極上の果実を味わってしまえば、他のものなどに手を伸ばす気にもなれなかった。
ただ、ひたすらに、主人公が見つかることを祈り続けていた。
絶望の日々が続く。思いあまり、主人公の両親に警察に届け出ることをすすめるが、二人は首を縦には振らない。主人公が自分からなにか行動を起こしたのは初めてだった。主人公の意思を尊重したいと二人は言った。
だが、男は最悪の状況への恐怖が頭をはなれない。行方不明の遺体も捜した。そこに主人公らしき人物がいないことに安堵し、だが、どこかにいるはずのその姿が見つからないことに苦しんだ。
極度のストレスにより、血を吐き、入院もした。
そんなとき、男のもとに、祖母を同じくする従兄がやってくる。
雑談の中で、一人暮らしである祖母のもとに、誰かが住んでいることを知る。
主人公が行方不明になったときに、祖母にも当たったが、誰もきていないと言われた。
嘘をつかれていた。祖母のもとにいるのは主人公だろう。男は車を祖母の家へと走らせた。
・・・妊娠がわかったときには戸惑った。
身体の傷やハンデのこともあり、自分は誰とも情を交わすことはないと思っていた。だから、子供を持つことも考えたことがなかった。
だが、どんないきさつであれ、身に宿るのは好きな男の子供だ。
産みたいと、男の認知など求めるつもりはない。自分が育てるから産みたいと、そう男の祖母に告げる。
匿ってもらっているとはいえ、男の祖母のもとにずっといられることはないだろうと思っていた。
だから、ここから出て行くつもりだった。
だが、男の祖母に叱られ、男にはなにも告げないまま、田舎暮らしの手伝いをしながら、日々を過ごしていた。
月日が経ち、腹部は膨らんだ。
産み月が近付いてきたある雨の日、男の祖母は所用で外出していて、主人公は一人で家にいた。
そこに来客が現れる。
ドアを開けた主人公はそこに男の姿を見、驚愕をあらわにした。
ずっと見つからなかった主人公を目に映し、安堵の思いが込みあげた。そして、膨らんだ腹部への愛しさがうまれる。
だが、主人公の顔はこわばり、雨の中を男から逃れるように飛び出した。
足を引きずり、大きな腹を抱えて、男から離れて行く主人公の姿に驚き、あとを追う。
捕まえても、主人公はどうにかして離れようともがく。
主人公は泣きながら、男に告げる。
産もうとしてごめんなさい。男に迷惑はかけない。もうここから出て行く。男にも、男の妻の前にも、姿を見せないから、この子供は自分だけで育てるから、産ませてほしい。と。
そんな主人公の姿に、男は自分の思いが、主人公には伝わってなかった事を知る。そして、今もずっと、男の妻が別にいると誤解されていたことも。
言い訳しようにも、主人公はなにも聞きたくないと首を振る。そして、ただひたすら、この子供は自分だけの子だと、そう告げるのだ。
大切な相手を苦しめていたのは自分。男は雨の中、主人公の前で膝を折り、泥濘に手をつき、頭を下げる。
髪に、顔に泥がついても構わずに。
男のそんな姿に、主人公は驚き、抵抗を止める。
そんな主人公に、男は手をついたまま、ずっと高校時代から好きだったこと、再会してしまえば、欲が出て、主人公を同じ家に暮らすように仕向けたこと。勝手に籍をいれたこと。男の妻は主人公だったこと。抱いたのは、本当に好きだったからだということ。
すべてを懺悔し、そして、主人公に愛を乞うた。
・・・とまあ、こんな感じですかね。
やっぱりはしょってるし、突っ込みどころは満載のような気がしますが、そこはご容赦を。
つか、最後、妊婦を雨に濡れさせたままってどうよって思うんですが、そこは書くことがあれば、なんとかする方向で!
あと、主人公が気にしている身体の傷は、惚れている男にしたら、むしろ愛しくて仕方がないと思います。
そんな傷を負うような事故にあっても、生きてくれていた。それに尽きるかと。
こんなところでなんですが、妄想。のところでも書いたんですが、最低男が主に自業自得で苦しんだり後悔したりするのが好物なんで、お伽噺もその傾向が出てます。
でもあっちは、智博が祥子に振られたときに、ざまあみろって思ってもらえなくて、むしろあのあとに智博へのエールをもらったりして、あれ? ってなってました。書いてる本人はざまあみろって思ってたんですがね(笑)
なので、こっちはもっとわかりやすい最低男バージョンで。
最低男が簡単に幸せになるのはすっきりしないので、これくらい後悔させたり苦しんでたら、読んでる方もすっきりするかなって思ったんですが、どうでしょうか。
同士の方がいらっしゃったら、嬉しいですvv
ちなみに、主人公の家の工場は、祥子ちゃんの会社の取引先で、時々祥子ちゃんが注文書持ってきたり、支払いの小切手を持ってきたりして、ちょこっとお茶をしたりする仲です。
遊里は、遊びにいっていたクラブで、男と知り合い、自分から迫って、男と関係を持ちました。
遊里にとっては、恋人だったけど、男にとっては簡単に足を開く軽い女。
・・・やっぱり最低男です。
ただ萌えのままに書きつづけたので、誤字脱字ありましたらごめんなさい。
長々とおつきあい、ありがとうございました!
おやすみなさいです。
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